名グローブ!!

いいよ!こいよ!鼻にかけて鼻に!(天狗)

「働く」という重荷を俺は背負えない

ただただ辛そうなんだよな、働くのって。

ミスを許されない仕事たち。ひたすらに重い責任。自分の手抜きや甘えが誰かの死につながるという途方もない重荷。なぜそこまでの荷を背負えるのか。誰かが背負わなくてはいけないにせよ、わざわざ背負いに行くやつはなんなんだ。死にたがりなのか。それとも責任自体大して感じてはいないのか。重さを感じないならまぁやれるのかもしれないが、現に世界にはたくさんの重荷があってそれを感じさせないほどによくできた仕事がなされている。その重荷を意識的にせよ無意識にせよ背負いきってしまっているとんでもない人間がいるわけだ。本当にとんでもない。俺にはできない。人の生死を預かるような、身を粉にすることほぼ確実であろう重圧・重責を、俺は背負えない。俺には、そういう仕事はできない。

軽い、本当に軽い、多少の失敗は全然問題がない、言い方は悪いがある種「テキトーな」仕事でないと俺は死んでしまう。心が削れ果てて、たぶん40くらいで死ぬ。やりがい?責任感?そんな荷を嬉しそうに背負って心と寿命を砕きまくって、それで死ぬのか?なんなんだ?その命ってなんなんだ?他者のために生きられたならそれで本望とでものたまうのか?お前も一人の人間だろ?仕事って、自己犠牲人間じゃないとやれないのか?もしそうなら、俺は。自分のためにしか働けない。人の命は、預かれない。

自分のケツを拭くだけで精一杯なんだ。いや、ケツすら満足に拭けないかもしれない。

 

働くってことは想像以上に重いんじゃないか。そういうことを思いながら、俺はそういう人間になれるのか、そういう人間にならなくてはならないのか、なんというか、考えている。